鉄は熱いうちに打て
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ブログをWordpressからSphinxに乗り換えた話

2016-10-22

私とブログ

  • 1995年にパソコン購入。同時にパソコン通信(niftyサーブ)開始。

  • 1999年当時のプロバイダだったInfoWeb(現@nifty)からホームページスペースを与えられたので、htmlを自分で書いてブログスタート。

  • 2004年html書くのめんどくさくなって、どっかのブログサービスでブログ開始。

  • 2006年フリーランスになったので、勉強のために自分でCMSを運営しようとhetemlと契約。Nucleus CMSにブログを乗り換え。

  • 2010年Wordpressの仕事が増えて、プラグインを作ったりしていた。Nucleus CMSの更新がほぼなくなり、hetemlがサポートするPHPのバージョンと合わなくなってくる。hetemlにWordpress簡単インストールというサービスができた機にWordpressに乗り換え。

  • 2016年Sphinx製の静的Webページに乗り換え

どうして乗り換えたか

  • PHPを書かなくなっているうちにhetemlのPHPがバージョン7になった。

  • Wordpressがしょっちゅう更新しろ!と言ってきて、鬱陶しくなった。

  • Wordpressにセキュリティーホールが見つかるたびにhetemlからお知らせが来て、対応しないといけないのがめんどくさくなってきた。

  • ブログしかやってないので、はてなにでも乗り換えようか。。。

  • セキュリティーとか気にしなくていい、静的HTMLに乗り換えよう!

  • せっかく、Pythonかけるようになったし、Sphinxだ!

乗り換え方

元のサイトをcurlする

curl はHTTPアクセスをしてコンテンツを取得できるコマンドです。

私のブログは記事に番号がついていてそれがURLでした。

http://kamekokamekame.net/archives/1207/

↑こんなの

$ curl http://kamekokamekame.net/archives/[1-9999]/ -o "#1.html"

これで、 [記事の番号].html というファイル名で取得できます。

htmlをMarkdownに変換

htmlを編集し続けるのが嫌だったので、どこにでも持っていきやすいMarkdownにPythonスクリプト書いて置き換えました。

(ここが素敵だとかっこいいんですが、一回だけなんで、愚直に適当に書いてしまいました。 見たかったらどうぞ gist: change_md.py )

Sphinxでhtmlを作ろう

インストール

$ python3 -m venv env
$ pip install Sphinx commonmark recommonmark

プロジェクト作成

$ sphinx-quickstart

conf.py の修正

source_suffix = ['.rst', '.md']
source_parsers = {
    '.md': 'recommonmark.parser.CommonMarkParser',
}

index.rst を作成

ビルド

$ make html

build/html フォルダの中身をサーバーにドーン!

まとめ

  • 実はあまりPythonをわかっていなくても, Markdownが書ければ、いいだけな気がする。

  • 嫌になったら、Githubでブログを営むこともできるのでMarkdownにしておくのはいいと思う。

おまけ(rss)

feedのプラグインがなかったんで、feedを出力してくれるスクリプトも作りました。

自分のMarkdownから、タイトルとか記事とか取るだけのスクリプト。(汚いですが、見たかったらどうぞ。

gist: create_rss.py )

結局、 feedgenerator というのを使うと各情報を渡すだけでfeedできます。どーん。

フィードを生成
--------------------------------------------------------------
return feedgenerator.Rss201rev2Feed(title=title,link=link,feed_url=feed_url,description=description,language="ja")

これはもうちょっと綺麗にしたいです。