鉄は熱いうちに打て
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脱税してないか不安になって調べた話

2020-12-19

この記事は fintalk Advent Calendar 2020 の19日目の投稿です。

今年はいろいろな投資に手を出した1年でした。 春からの株価爆回復のおかげでまぁまぁ利益が出たり、投資信託をスイッチングしたりしたのでNISA口座以外で利益がでました。 ぼーっとしていると脱税になって逮捕とかされたら家族に申し訳ないので、投資と税金について調べました。

はじめに

まずは私が調査前の知っている情報です。

  • 株の売買などの税金は税率20%くらい

  • また、年間20万円までの利益なら申告しなくていい?

  • NISAの利益は無課税

  • NISAじゃなくても証券会社が勝手に税金分を払ってくれる?

しかし、NISAの配当金は無課税なの?FXの利益ってどうしたらいいの?と不安になったので調査することにしました。 知らなかったとはいえ法を犯していたら嫌ですしね。

まずは、税金の種類を調べました。配当課税 (税率20.315%)、譲渡益課税 (税率20.315%)と2種類があるようです。 優待、FX、先物などの利益は雑所得、為替などの利子は利子所得になるようです。

投資に関わる税金の種類

また、FX、先物の損益を他の株などの損益と相殺できないそうです。 株ですごく儲かって、FXですごく損しても株の利益分の税金はおさめないといけないようです。

NISAについても確認しました。NISAでは配当金、売買益が出ても無課税だそうです。ただし、損が出ても他の口座と相殺はできません。 NISAの枠では個別株などは買わずにインデックス系の商品で利益がでる、配当も出る安定した商品に投資するのがよさそうです。

NISAと税金

証券会社にはNISA口座、特定口座、一般口座があり、特定口座には源泉徴収ありと源泉徴収無しがあります。 特定口座を利用すると納税の手間が省けるくらいしか分かっておらず、証券会社がおすすめしていると思ったNISA以外の取引は何も考えずに特定口座(源泉徴収あり)でやっていました。 この源泉あり口座を利用すると証券会社が売却時などに税金を計算して差し引いてくれます。 このため、利益が出ても確定申告しなくていいのです。 しかし給与所得者や年金所得者の場合、利益が20万以下だと本来は納税義務がないのに自動で引かれてしまいます。 20万以上の利益が出なかった年も税金を払ってしまうことになるのです。 また複数の証券会社を利用した取引で損益の合算もされません。源泉ありでも確定申告を行えば問題ないようです。

結論

これまで源泉あり口座とNISA口座で取引していたので、脱税してません。 素人がうっかり脱税しないような仕組みになっているようです。

以下は、今日までに調べようと思っていた項目の残りです。間に合いませんでしたが年内には調べようと思います。

  • iDecoと税金

  • FXと税金

  • 投資に関わる税金を払い忘れていた場合

  • 損失が出た場合

まとめ

とりあえず今のところ脱税はしてないようです。安心しました。 特定口座の種類は年に1回しか変更できないようだったので来年から源泉無しに変更してみました。 来年からうっかり脱税しないように気を付けたいと思います。

この記事は fintalk Advent Calendar 2020 の19日目の投稿です。