鉄は熱いうちに打て
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リモートワークと私

2024-12-07

私は、コロナ禍に入る1年前くらいからリモートワークをしていました。子どもの受験がありインフルエンザなどにかかってはまずいと考え、リモートワークをはじめました。

リモートワークをさせてもらえることは、子供が小さい間とても助かりました。感謝しかありません。しかし、子どもは大きくなります。私にもリモートワークをする必要がなくなりました。

よし!出社しようと思ったら、コロナ禍になり、終わったころには所属会社が完全リモートな会社になっていました。

老いのせいか、起きて寝るまでずっと家の中にいるのがだんだん辛くなってきました。仕事が忙しいときは1日中机に座りぱなしでした。トイレのときしか立たずに仕事をし続けていることもあり、そしてだんだん具合が悪くなってきてました。運動をすればいいのでしょうが、疲れているのにさらに運動するほどのモチベーションはありません。自分でも認識できるくらい老いが進んできて、この生活を65歳まで続けられるのかを自問自答していました。

また、私は人の気持ちを気にしてしまうタイプなので顔が見えない中、ちょっと厳しいことを言わないといけないシーンなどでどう受け取られてるのかまったくわからないのもやりづらかったです。 コロナ禍が明けるまでの我慢だと思っていたのが、ずっと続くことになりました。

会社が完全リモートに舵を切れたのは良いことだと思います。日本中から募集できますし、育児や介護などの事情がある人も働けますし、子供が小学生の間、親が自宅にいられることも家族に良い効果をもたらします。

私が知る範囲では、前職以上にリモートワークに特化した働きやすい会社はないと思います。

私も介護などがあるかもしれないので、このままリモートワークを続けようとおもっていました。しかし突然それも考えなくて良くなり、ぷつんと糸が切れ、当時は余りに疲れすぎていたために勢いで退職してしまいました。

今考えると犬を飼って、毎日散歩をするようにすれば運動不足とそれからくる鬱の問題は解決できたかもしれません。

次に出社するような会社で働いたら働いたで、老体に満員電車はきつい!とか文句言ってそうです。 楽で天国のように思えるリモートワークですが、特にする必要がなく孤独に耐えられない人には難しいかもと思っています。